【10/4朝刊NIKKEIプラス1掲載内容紹介】ご飯をお代わりしたくて「しょうがない」 食べる生姜10品記事紹介
爽やかな辛みと苦みが薬味や香辛料で活躍するショウガ。寒くなると体を温めるために食べたくなる人も多い。ショウガの風味が豊かで、ご飯をお代わりしたくなる全国の加工食品を専門家が選んだ。
今週の専門家 ▽伊藤誠志(京王百貨店新宿店食品・レストラン部運営担当マネジャー)▽因幡秀樹(東武百貨店池袋店食品部商品企画課マネジャー)▽長船邦彦(おかわりJAPAN)▽菅原佳己(スーパーマーケット研究家)▽豊満美峰子(女子栄養大学短期大学部教授)▽古谷公史郎(生姜専門店GINGER FACTORY)▽堀口美恵子(大妻女子大学短期大学部教授)▽横井裕之(一般社団法人日本フードアナリスト協会理事長)▽横田麻美(全農広報・調査部)(敬称略、五十音順)
1位 うめぇ生姜(絶品かつお風味)(サンフレッシュ)
1410ポイント 辛み抑える独自の下処理
細かくカットされつつ食感の残るショウガをかつお風味に仕上げた商品が首位に選ばれた。シンプルながら、製法や原材料の細部に工夫が光る一品だ。おかわりJAPANの長船邦彦さんは「苦みがなくショウガの爽やかな甘さがとてもおいしい。シャキシャキの食感はほかの商品に勝るものがある」と話す。
味の秘訣は独自の下処理にある。企業秘密だが、ショウガの風味は残しつつ、辛みを抑えるために一手間かけ、「通常は辛くてたくさんは食べられないショウガをご飯にてんこ盛りにして食べられるようにした」(サンフレッシュの吉田薫社長)。
味わいと食感を評価する声は多い。東武百貨店の因幡秀樹さんは「ショウガの辛み、苦みが抑えられていてとても食べやすい。クセがなく素材のうまみを引き出すので、冷ややっこなどにも合いそう」という。
吉田社長は「薬味や魚のにおい消しなど副次的な食材とみられがちなショウガを、たくさん食べてもらえるように商品開発した」という。
原材料のショウガは主に千葉県内にある契約農家が生産したものを使用。大妻女子大学短期大学部教授の堀口美恵子さんは「ショウガ自体がおいしく、かつお節の風味もちょうどよい」という。
「ショウガとカツオは元来相性がいい」(吉田社長)ので、まずかつお風味を発売。しそ風味やウメ風味などに広げている。カレー風味やゆずぽん風味は子どもにもっと食べやすい商品が欲しいという消費者の声を受けて開発した。
価格は135グラム入りで620円。サンフレッシュ(千葉県成田市)
引用)10/4 NIKKEIプラス1何でもランキング食べる生姜10選
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